広告運用Tips

脱サードパティーcookie時代に注目されるコンテキスト広告「Candy」

目次
コンテキスト広告【Candy】とは?
「脱クッキー」の時代はもうすぐ
【Candy】の仕組み
AI学習により3ステップでCVRを改善
アドネットワーク「Candyアドネット」
ストレスフリーなネイティブ広告
データフィードを元に広告クリエイティブを自動生成
【Candy】独自のAI分析機能
潜在優良顧客のペルソナ像を具体化
その他ダッシュボードの特徴
【Candy】の導入について
Candyに提供するデータフィードの作成はDFOマネージャーで自動化!

コンテキスト広告【Candy】とは?

「Candy」は株式会社スリーアイズが提供する、言語AIを活用した高精度のターゲティング広告配信サービス。スタンフォード大学研究所(SRI社)やNECパーソナルコンピュータ等、大手技術パートナーとの連携により研究開発した自然言語AI式レコメンドエンジンを使用しています。こうしたAIによるテキスト・コンテキスト解析を使った広告は「コンテキスト広告」と呼ばれ「サードパティーcookie等の個人情報を使わない広告配信サービス」として注目を集めています。

「脱クッキー」の時代はもうすぐ

サードパティーcookieを利用し、ユーザーの興味関心に基づいた広告を配信する行動ターゲティング広告は、獲得効果の高さからリスティング広告と並びWEB広告の主流となりました。しかし、2020年1月Googleは「2年以内にChromeにおけるサード・パーティ・クッキーデータの利用を規制する」と発表。プライバシー保護への意識の高まりから、世界中で「脱サードパティーcookie」に向けた動きが活発化しています。

各プラットフォームで「脱サードパティーcookie」への対応が進められていますが、広告主側も時流に合わせたデジタルマーケティング施策が不可欠。最新の情報収集と施策の改善が求められています。

【Candy】の仕組み

Candyのベースは、ユーザー視点を元に生成する独自AIによるマルチマッチングモジュール。国内の何十万にもおよぶ人気コンテンツを解析し、国内ユーザーの一般知識や嗜好の「辞書」を自動生成。結果、ユーザーが感覚的になじみやすいコンテンツを高精度に選び出すことができるようになります。コンテキスト解析によるマッチングは新規ユーザーに対しても効果的とされており高精度な広告配信により、短期間で効率的なユーザー獲得できる可能性があります。

【Candyが実現する3つの仕掛け】

  • 高CVRへの仕掛け
  • 閲覧者の閲覧者を得るための仕掛け
  • 新規ユーザー獲得への仕掛け


広告の配信にあたり「一般知識や嗜好をベースにする」という点がCookie型広告との違いの一つ。一般的な知識や嗜好というのは個人差の影響を受けづらい要素のため、導入時からパフォーマンスが安定しやすい点がCANDYの特長です。
参考:CANDY

AI学習により3ステップでCVRを改善

  1. 商品を知る
    配信対象の商品・サービスの内容を理解し、顧客ターゲットを準備します。
  2. 配信面を知る
    広告を配信する記事の内容を詳細に解析。商品情報と照合して最適なコンテンツを決定します。
  3. サイト集客後の行動分析
    広告からサイトへ誘導されたユーザーの行動を分析し、商品・コンテンツ・ユーザー行動の全情報を統合してCVRの改善を目指します。

アドネットワーク「Candyアドネット」

Candyが広告を配信するアドネットワーク「Candyアドネット」は、毎月提携メディアが拡大中で様々な優良メディアが参加しています。

【メディアジャンル】
ショッピングサイト、ファッション、インテリア雑貨、スポーツ用品、グルメ、化粧品メーカー、求人、旅行、金融、ビジネスセミナー、資格取得など

ストレスフリーなネイティブ広告

CANDYでは商品やサービス、記事といったコンテンツのプロモーションをネイティブ型広告として配信可能。コンテンツに溶け込むネイティブ広告は、ユーザーにストレスを感じさせず、広告パフォーマンスの向上に効果を発揮します。

【広告の表示例】

参考:CANDY

データフィードを元に広告クリエイティブを自動生成


リッチバナーや記事広告の制作により、多大なコストや工数にお悩みの方も多いのではないでしょうか?Candyなら広告主はデータフィードを提供するだけでOK。商品のピックアップからクリエイティブの制作まで、AIが一連の作業を自動で行います。

参考:CANDY

【Candy】独自のAI分析機能

広告主のデジタルマーケティング施策を後押しする詳細な分析機能が充実しているのもCandyの特長。サイト集客後のユーザーの行動をAIが分析し、ユーザーの興味関心や相性の良いキーワードの把握といった価値あるインサイトを定量的に可視化することができます。

潜在優良顧客のペルソナ像を具体化

広告配信を通じて収集したログを解析し、平均的なペルソナ像を紹介。年代やライフスタイルのほか、健康、グルメ、ファッションなどの嗜好性を詳細に分析しているため、あらゆる施策に活用できます。

その他ダッシュボードの特徴

コンテンツとのマッチングキーワード、マッチングスコア、クリック率などの集計結果を詳細にレポート。キャンペーンや広告の入稿単位ごとに解析できるため、現状把握と改善に活かしやすい内容です。また、広告はA/Bテストも可能。一つのキャンペーンに対する複数の広告クリエイティブの設定や、広告媒体コンテンツと複数のキーワードマッチの設定などによって効果の違いを検証し、パフォーマンスを最大化します。

【ペルソナの活用例】
・バナーやLPの改善
・SNS施策の改善
・コンテンツマーケティング
・ブランディング
・キャンペーンの企画

【Candy】の導入について

配信準備の主な業務はCandy運用管理チームが代行。広告主のKPIを目標として、日々の改善まで対応してくれます。広告主側で行うのは、広告配信用のページへの計測用タグの実装とデータフィードの提供のみ。最短で3日後の配信開始も可能です。広告主側の負担が少なく、導入のハードルが低いサービスといえるでしょう。

Candyに提供するデータフィードの作成はDFOマネージャーで自動化!


Candyの導入には、TSVまたはCSVファイルもしくはストア内検索などのデータフィードの提供が必要となります。ニフティライフスタイルのDFOマネージャーなら、マスターデータの取得・整形からフィードの作成、広告媒体との連携、データフィードの更新まで一元管理が可能。「商品データが取り出せない」というお客様には、クローリングオプションがおすすめ。WEBサイトに掲載されている商品情報を収集して商品データファイルをご提供します。

またDFOマネージャーにセットしたデータはCandyのほかにGoogle、Facebook、Instagram、criteo、RTB HOUSEなど様々な広告プラットフォームのデータフォーマットへ自動変換が可能です。「手動で作成しているためデータを最適化できていない」という方から「データの作成方法がわからない」方まで初心者の方にもご利用いただけます。

ニフティライフスタイル  フィード最適化 DFOマネージャー