広告運用Tips

商品比較サイト「価格.com」への商品掲載方法・広告メニュー・データフィードの最適化方法

目次
価格comのサービス概要
価格.comへの商品情報の掲載方法
商品データフィードを連携する
広告掲載までの流れ
価格.comの広告メニュー
データフィードで成果を上げる4つのポイント
価格.comのデータフィード作成、データ変換・更新ならDFOマネージャー

ネットで商品やサービスの情報を一覧できる価格比較サイトとして定番の『価格.com』。サービス概要を振り返りつつ、広告主として自社商品の情報を掲載し成果を上げるための方法をご紹介します。

価格comのサービス概要

価格.comは、1997年創業の株式会社カカクコムが運営する老舗の価格比較サイト。パソコン、家電から、インターネット接続プロバイダなどのサービス、電気・ガス、ファッション、食品、中古品など、様々なジャンルの製品・サービスを、販売価格や製品説明、クチコミ、ランキングなどの多角的な情報から比較・検討することができます。

<多角的な情報による購入支援>

  • 口コミ・レビュー
  • 価格相場
  • ランキング・トレンド
  • 豊富な商品データベース

月間利用者数(※)は、約6,715万人。月間総ページビュー数は、約5億5,466万PV(出典:Adobe Marketing Cloud 2020年12月現在)と、商品・サービスの比較検討インフラとして定着しています。※サイトを訪れた人をブラウザベースで数えた利用者数

画像引用:価格.com 2021年4月-6月媒体資料 P3より

また、価格.comで商品の比較検討をしたユーザーは、ネットショップ・ECおよびリアル店舗双方で高倍率が高く、購買意欲の高いユーザー層に利用されていることがわかります。

 

価格.comへの商品情報の掲載方法

広告主は、価格.comに自社製品・サービスの情報を掲載することで、これら購買意欲の高いユーザーにリーチすることが可能です。価格.comに商品情報を掲載するためには、以下の方法があります。

商品データフィードを連携する

価格.comの「価格比較コンテンツ」に自社の商品データフィード連携し、商品情報を動的に掲載します。連携するデータフィードは、データラベル・項目等、価格.comの規定に沿った内容にする必要があります。

広告掲載までの流れ

  1. 審査・契約
    価格比較コンテンツに商品情報を掲載するために、まず価格.comによる審査および契約が必要です。
  2. 自社システムから商品データを出力する
    自社のWebサイト当のシステムから、価格.comに連携する商品リストを出力します。
  3. 規定の仕様に従って商品フィードのデータを作成する
    価格.comの規定に即して、2.で出力した商品リストを加工します。リストの商品一つ一つを、最適な価格.comの商品カテゴリに紐づけたり、商品情報として欠かせない価格や魅力的な写真がきちんと割り当てられているかなどの情報の最適化も行います。
  4. 「価格.com」のシステムと連携し広告を配信
    価格.com用に作成した商品データフィードを価格.comのシステムにアップロードし連携し広告を配信します。商品フィードに規定違反があるとエラーになり掲載できないためエラーが出た場合は商品フィードを修正します。
  5. 商品情報を最新の状態に維持する
    在庫切れの商品を削除したり、価格に変更があった場合は最新の情報に差し替えるなど、連携後も商品フィードの情報のメンテナンスが必要です。

価格.comの広告メニュー

価格.comには、様々な広告メニューもラインナップしています。いずれも、定められた期日に規定に沿った原稿を入稿します。

  • ディスプレイ広告
    価格.comのPCおよびスマートフォンサイトのカテゴリトップページや製品詳細ページなどにバナー広告を掲載するメニューです。
  • タイアップ広告
    価格.com編集部が記事を作成する広告メニューです。マルチデバイス掲載が可能です。価格.comの編集部独自の切り口で自社商品を紹介し、ユーザーの理解と共感を促進します。
  • オーディエンスターゲティング広告
    価格.comやグループサイトの訪問履歴を活用したターゲティング広告です。
  • メールマガジン広告 等

なかでも、オーディエンスターゲティング広告は、株式会社カカクコムが運営する価格.comを始めとしたグループメディア全体の来訪ユーザーや履歴を活用した価格.comならではのメニューです。

<価格.comのグループメディア(一部抜粋)>

  • レストラン検索・予約サイト『食べログ』
  • 女性向けライフスタイルメディア『キナリノ』
  • 総合映画情報サイト『映画.com』
  • 不動産住宅情報サイト『スマイティ』
  • 自動車情報サイト『webCG』
  • 30~40代男性向け ファッションWebマガジン『TASCLAP』
  • 旅行のクチコミと比較サイト『フォートラベル』
  • アニメとアキバ系カルチャーの総合情報サイト『アキバ総研』

さらに以下のような提携パートナーへの広告配信も可能です。

<提携パートナー(一部抜粋)>

  • Google 広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • SmartNews

参考:価格.com 2021年4月-6月媒体資料

データフィードで成果を上げる4つのポイント

データフィードを連携して価格.comに商品情報を掲載して成果をあげるためには、データフィードの最適化が欠かせません。

最適化のためには、例えば次のような方法があります。

  • 商品画像内の説明テキスト
    商品画像内の説明テキストはテキスト情報としては読みこまれず検索対象としては無効になります。画像内にある価格やキャプションなどの重要なテキスト情報は、テキストデータとしてフィード内の該当する項目に追加します。
  • 商品カテゴリ
    商品カテゴリは実店舗で言えば棚割りのこと。連携先の商品カテゴリ区分に合わせることで、カテゴリを辿って商品を検索しているユーザーが自社製品に辿り着く確率が高くなります。
  • 商品の価格
    価格が変わった際にはすぐさま情報を更新する必要があります。旧価格のまま放置しているとユーザーが誤認しコンバージョンに影響を及ぼすため商品情報は定期的に更新しましょう。
  • 在庫管理
    在庫切れの商品はデータフィードから削除する必要があります。余計な広告費がかかってしまうため在庫情報は常に最新の状態を保ちましょう。

このようにデータフィードを最適化し、精度を高め、最新の情報に保つことがデータフィード広告で成果を上げるための肝となります。

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DFOマネージャーでは自社サイトからマスターデータを自動で取得しデータフィードを作成可能。価格.comに対応した仕様にデータを変換し入稿することができます。また、ツール内ではデータの更新も行うことができるため商品情報を常に最新の状態にキープすることができます。

そのほかにもGoogleやcriteo、Facebook、Instagram、LINEと様々な広告媒体への出稿を一元管理することができます。広告運用の内省化を検討中の方はぜひDFOマネージャーをお試しください。

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