導入事例

導入事例インタビュー:PEPPY / 新日本カレンダー株式会社 河井様

今回は、ペット用品通販「PEPPY」のサイト運営やプロモーションなどについて、新日本カレンダー株式会社 ペピイ事業部 商品販売部 プロモーション課リーダーの河井様にお話を伺いました。
(聞き手:コマースリンク株式会社 宮脇)

※現在、PEPPY様には、コマースリンク提供サービスの中で、ショッピングサーチ.jpとDFOをご利用いただいています。

年4回のデータ更新が毎日更新に

当社では、リンクシェアアフィリエイトのマーチャンダイザー(以下、MD)に商品を登録していて、以前は商品登録の作業を手動で行っていました。完売商品があっても可能な範囲でしか修正できませんでした。週に1回程度はメンテナンスしなければならなかったのですが、データ量が膨大だったこともあり、実際には年4回位しかできていませんでした。

Web限定商品を登録できていないとか、在庫切れでもデータを削除できていないという状態だったので、アフィリエイタから指摘されることもありました。人手の問題などで更新できないことが悩みで、何とか自動化する方法はないかと考えていました。

そんな折、元々アラジン(現ショッピングサーチ.jp)で付き合いがあったコマースリンクさんからDFOを提案してもらいました。ちょうどGoogleショッピングが開始されるタイミングということもあり、データの「毎日更新を実現しよう」と考えてDFOを導入しました。

プロモーションの幅・効果が一気に拡大

DFO導入前はPCとモバイルの両方のデータを手動で作成・更新していました。

ACCESSでデータを抽出してExcelで加工するという感じです。DFOを導入することでWeb限定商品もリアルタイムでMDに登録できるようになりました。すると、アフィリエイタ向けメルマガでのプロモーションや、新しい商品の提案もできるようになって、その後の広告展開が大きく広がりました。 Googleショッピングも開始できたし。特にCriteoにデータを渡せたことが売上へのインパクトという点では大きかった。 Criteoはコンバージョン率が高いので、売上拡大に貢献しています。

ベンダー調整からアナリティクスまで

コマースリンクさんには広告サービスの導入時から様々な形で協力してもらい、広告サービスベンダーとのやりとりもお願いできたので、短期間に、スムーズに広告サービスを導入できました。

サービスの提案や提供だけでなく、Webプロモーションやアナリティクス設定のコツなどを教えてもらったり、コマースリンクさん主催のセミナーでも様々な情報を得られるので、とても感謝しています。

絶滅危惧種警告の対応

ある日、Googleから「絶滅危惧種に関する警告」が届き、「どう対応すれば良いの?」と少々戸惑いました。コマースリンクさんに相談すると、問題のある商品と対応方法を説明してもらって、あとはコマースリンクさんが全て対応してくれたので、安心して任せていました。私は実際には何もせずに対応が完了しました。

商品情報の中に問題がある情報が含まれると自動で除外するように設定してもらったので、その後、警告を受けたことはありません。

DFO導入でお客様のことを考える時間ができた

データの整理に困っていたのでDFOを導入しましたが、結果としては、DFOがデータ整理を全て担ってくれたので、私自身は新しい企画やお客様のことを考えるために時間を使えるようになりました。キャンペーンを考えたり、販促を考えたり、本来のマーケティング業務に力を入れることができるようになったので、非常に助かっています。

お客様にとって楽しい役に立つサイトを目指す

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今、色んなサイトがあって、モールを利用される方も増えている中でPEPPYの差別化も考えています。

商品を購入いただくだけでなく、PEPPYにきたら楽しいイベントをやっているとか、犬、猫のためになる情報がたくさんあるとか、お客様のペットの写真を共有してもらえるようなことも考えていて、お客様に喜んでいただけるようなサイトを目指しています。

季節に応じた商品の提案に加え、毎月様々なイベントを考えて実施しています。お客様のペットのフォトコンテストとか、昨年の七夕には、お客様に写真と願い事を送っていただいて私達が京都の貴船神社に実際に奉納に行く「星に願いを」というイベントをやりました。このイベントには、ありがたいことに300件位の依頼が届いて私達としても非常に嬉しかったです。あと、飼い主の方に動画を送っていただく「爪とぎ選手権」というイベントもやりました。

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Twitter、facebook、LINE@でコミュニケーション

PEPPYではお客様とのコミュニケーションを大事にしていて、SNSにも力を入れています。一人でも多くの方にリピートして、ファンになっていただけるように意識しています。

Twitterから始まって、今はfacebook、LINE@をやっています。Instagramも検討中です。

年齢層が30代後半から40代、50代の方がメインターゲットなので、それに合う対応をしています。

PEPPY事業の始まりは、病院待合室のカタログから

当社の名入れカレンダーのお取引先に獣医師さんの組合がいらして、当社代表が獣医師さん達と仲良くなった後、病院待合室にカタログを置いてもらってペット用品の通販事業を始めたのがPEPPY事業の始まりでした。

現在では全国8,000件の動物病院でカタログを配布しています。

現在、ワンちゃんの高齢化が社会問題にもなっていて、昨年あたりからワンちゃんの介護用品の要望が高まっています。PEPPYでは介護専門のカタログも発行しました。注目度が高く、発行した時にはメディアにもとりあげられました。今年の8月には新しい商品にリニューアルして第2号が出る予定です。

愛犬・愛猫の利用シーンをイメージしていただく

私自身は、コールセンターでお客様からの声やクレームなどを聞く経験をして、その後、WEBの事業部に来たので、「お客様あっての商売」ということを強く感じています。ですから、商品をお客様にどう提案するとお客様のお役に立てるのか、お客様に喜んでいただけるかを考えてプロモーションをしています。また、PEPPYでは実際に商品の写真などを見ていただいて、お客様が飼われている愛犬や猫ちゃんの利用シーンをイメージしていだだけるように意識しています。

お客様が使う商品ではなく、飼っているワンちゃん、ねこちゃんが使うものなので、できるだけお客様が想像しやすいように、売るだけでなく、楽しんでいただける、情報を知って学んでいただけるとか、そういうことをしっかりと提案していける形でのプロモーションを考えています。

海外対応も考えたい

コマースリンクさんからECに関する新しい情報や新しいサービスの提案をいつももらえる点がありがたいと思っています。今後、PEPPYが海外展開をする事があれば、海外ECに対応するデータのやりとりや海外のプロモーションなどもぜひ提案してください。商品が大きいので送料の問題とか出てきそうですが。

インタビューを終えて

ペット用品は、お客様ご本人が使うモノではなくペットが使うモノだから、その利用シーンをできるだけイメージできるように工夫されているというお話、そして、お客様にもっと喜んでいただきたい、もっとペットの事を知っていただきたいという思いでサイトを作っているというお話がとても印象的でした。

また、「DFOを導入したことでプロモーションの幅が一気に拡がり、売上にも大きく貢献できた」。そして何よりも「お客様のことを考える時間ができた」と言っていただけたことは、担当者としても大変うれしく思っています。

河井様、貴重なお時間をいただき、まことにありがとうございました。

 

[宮脇] ※本記事の情報は、2016年8月4日時点のものです。
 

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