導入事例

導入事例インタビュー:GUNZEストア / グンゼ株式会社 河村 聡太様

今回は、GUNZEのオンラインショップ「GUNZEストア」のプロモーションや運用、今後の展開などについて、グンゼ株式会社 アパレルカンパニー 営業本部 リテール開発部の河村 聡太様からお話を伺いました。
(聞き手:コマースリンク株式会社 宮脇)

※現在、グンゼ様には、コマースリンクが提供するサービスのなかで、ショッピングサーチ.jp、DFO、広告運用サービスをご利用いただいています。

スマホサイトの成約率を改善した上で、スマホ向け広告をもっと拡大したい。

当社のプロモーションは従来からリスティング広告が中心でしたが、最近はcriteoを中心にリターゲティング広告が非常に伸びていて、google動的リマーケティングやKANADEも伸びています。

現在のGUNZEストアの利用者は、流入こそスマホが大きく伸びていますが、売上は伸び悩んでいるので、スマホサイトの成約率を改善した上で、スマホ利用者向けの広告をもっと拡大していきたいと考えています。
スマホサイトで売れている商品を分析すると「若い方向け」の商品が多いという傾向が顕著なので、やはり若い方向けの商品を売るにはスマホ利用者向けの広告ネットワークが有効だなと思っています。

まずはスマホサイトの整備を行って、その後、スマホ広告のネットワークを拡大して若い顧客層も取り込んでいきたいですね。

直営店は品揃えと限定商品、わかりやすさで差別化する

お客様が当社の直営店サイトで買うメリットは、他にはないGUNZE商品の品揃えと直営店限定商品だと現在は考えています。それがないとモール店舗などとの差異化を図れない。そこを強化していきたいです。

また、自分たちが売るサイトなので、お客様にもっと「わかりやすいサイト」にしていきたいですね。基本となる正面画像だけでなく、スタジオを使って、もっと商品の特徴が分かる画像を撮ったり、モデルを使ったりして、商品がよりわかりやすいサイトにしていこうと考えています。追加コンテンツを作るのも良いし。

これからオリジナルギフトにも力を入れたい

今後はギフトを強化したいですね。現在の当社のギフト対応は、顧客視点に立つと十分ではないと認識しています。

当社はB to Bが主体なので個々のお客様に商品を届ける仕組みがこれまで弱かったのですが、今、その仕組みがようやく構築できたところです。まだまだ出荷キャパの増強等、課題はありますが、改善できるところはどんどん改善していきたいし、その空いた工数はギフトの選択の幅(オプション)を広げることに使いたい。ラッピング、のし、リボンとか。

あと、ギフト商品自体も他社アパレルがやっているようにクリスマスやバレンタインに向けてギフト用オリジナル商品を作りたいですね。花と下着、チョコと下着をセットにして贈るとか。ギフトの需要も取り込んで、モール店舗との差別化を図りたいです。

新たなデータフィード広告の開始がスムーズに

DFOについてはアフィリエイト用のデータフィードの構築をきっかけに開始しました。

その後、当時注目が高まっていたGoogleショッピング広告を開始する際に、データフィードについて、改めてコマースリンクさんに相談しました。広告媒体ごとに異なる仕様がある点、さらにその仕様が頻繁に変わる点など、とても社内のリソースでは管理は難しいと判断し、コマースリンクさんにGoogleショッピング用のデータフィード構築もお願いしました。

DFOを使っていると媒体の変更にも負担なく柔軟に対応できる点がいいですね。その後もリターゲティング広告などを新たに開始する機会がありましたが、DFOでスムーズに対応できるので、タイミングを逃さず広告の配信が開始できています。

CPA、顧客単価、ROAS目標を重視した広告運用を

データフィード広告の運用は、リスティング広告などと違ってデータフィードの最適化が必要だと認識しています。コマースリンクさんは、そのあたりを得意としているので、いろいろと改善策を講じてくれる点がいいですね。

例えば、新商品をもっと売り出したいという要望に対しては、サイト上にある新商品の情報をクローリングで判別して露出を強化する。それと、広告の効率を上げる施策として、個々の商品の在庫量(閾値)によって広告に掲載する/しないを自動で判定する点も良いですね。在庫の有無で掲載を判定するだけでなく、「在庫が何割以下だと掲載しない」とか設定できるので。

当社の商品単価は、1商品あたり約1,000円と低い。したがって、CPA、顧客単価、ROASのラインをシビアに見ています。これを守れる範囲なら積極的に新たな広告サービスを使ってもらってもいいですよという内容で、コマースリンクさんに広告提案をお願いしています。
今後も、目標達成に向けた施策があればどんどん提案いただきたいです。

GUNZEストアにぜひお越しください

GUNZEは、特に年配の方には根強い人気があり、下着は絶対GUNZEという方もいらっしゃるくらいです。

GUNZE商品がこれだけ揃っているところは他にはないし、ここでしか買えない限定商品もあります。例えば、百貨店専用ブランドのSEEKという商品は、賞もよくいただいている商品ですが、ネット販売は自社サイト中心で、品揃えも豊富です。ですから、ぜひ多くの方にGUNZEストアに来ていただきたいと思っています。

インタビューを終えて

今回河村様にお話を伺って、様々なお取り組みをされているグンゼ様でも、まだまだ課題に感じられている点がたくさんあるということを教えていただきました。

一方で、もっと商品の魅力がわかりやすいサイトにしたい、お客様の利便性を追求してもっと使いやすく便利なサイトにしたいという河村様の思いが伝わってきて、今後のサイトの変化、魅力アップが楽しみになりました。

河村様、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

 

 

[宮脇] ※本記事の情報は、2016年8月5日時点のものです。

 

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