こんにちは!コマースリンクの角(すみ)です。
2017年最後のライブラリでは、Criteoが発表したCriteo Performance Product Feed(CPPF)への切り替えについてご紹介したいと思います。切り替えによって得られるメリットや、注意点について説明していきます。ぜひご参考ください。
Criteo Performance Product Feedとは?
Criteo Performance Product Feed(CPPF)は、2016年10月にローンチを発表したCriteoの新仕様です。現在、Criteoダイナミックリターゲティング広告で使用しているデータフィードをCPPFへ移行することにより、レコメンデーションおよびユーザエンゲージメントの改善、クリエイティブの強化、キャンペーンのパフォーマンス最適化により収益増加を図ることが可能となる予定です。
また、旧仕様のフィードデータのサポートを2018年3月末で終了することがアナウンスされ、切り替えを急ぐ広告主様も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
どのような仕様なのか?
CPPFのフィード仕様は、Googleショッピング広告のフィード仕様に類似しています。既に、Googleショッピング広告のフィードデータを持っている場合、それを利用できることもアナウンスされています。
ただし、商品IDが「SKU単位」なのか「商品単位」なのか、現在のCriteoフィードと異なる場合には注意が必要です。また、計測用パラメータや入札に利用しているカテゴリが異なる場合も、そのまま利用することができないため、ご注意いただく必要があります。
項目数 | 必須項目数 | |
従来のCriteoフィード | 約20項目 | 6項目 |
Criteo Performance Product Feed | 約60項目 | 12項目 |
今回のフィード切り替えの背景として、すでに海外でローンチされている「Predictive Search」という、Googleショッピング広告をCriteo経由で配信できる機能を、将来的に日本でも使えるようにすることを想定しているのだと考えられます。
CPPFに切り替えたら利用すべき項目
従来のCriteoフィードと比べ、使える項目が3倍になりました。ひとまず、切り替え自体は、必須項目さえ埋めれば広告は配信できますが、CPPFのパフォーマンスを最大化するために、追加した方が良い項目をご紹介します。
商品のブランド情報を設定できます。
商品のサイズの情報を設定できます。
商品のカラー情報を設定できます。
商品の性別情報を設定できます。(レディースorメンズなど)
複数の画像URLを設定できます。現在はまだ使われていませんが、将来的にバナーに複数の画像が表示される可能性があります。
さいごに
CPPFの切り替えによるメリットや注意点について、ご理解いただけましたか?
もし、CPPFを作成したい方やCriteoを検討している方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
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[角 2017年12月20日公開]