「バリューコマース アフィリエイト」とは?
アフィリエイト広告といえば、インターネット広告の黎明期である2000年代に広まった広告手法。後発のリスティング広告やディスプレイ広告と並び、今もインターネット広告をリードする存在です。
「バリューコマース アフィリエイト」は、1999年に登場した日本初のアフィリエイト・サービス。運営元のバリューコマース株式会社は2012年にアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)として初の東証一部上場を果たし、確固たるポジションを築きました。
現在では大手企業を含む6,000社以上の導入企業と85万を超える高品質のメディアネットワークを保持する巨大サービスへと成長しています。
アフィリエイト広告の仕組み
アフィリエイト広告は成果報酬型のインターネット広告です。広告主はさまざまな媒体主アフィリエイター(媒体主)の運営するWEBサイトやブログ内に広告を掲載、ユーザーを広告主のWEBサイトへ誘導します。
広告主のWEBサイトを訪問したユーザーが商品購入や会員登録などを行った場合、これらを「成果」としてカウントし、アフィリエイターには成果に応じた報酬を支払います。「広告のクリックや広告主サイトへの遷移に対しては報酬が発生しない」という点がアフィリエイト広告の大きな特徴です。顧客を獲得して初めて報酬が発生するため、費用対効果が高くなります。
「バリューコマース アフィリエイト」は広告主とアフィリエイターの仲介するアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)です。具体的には広告主とアフィリエイトサイトとのマッチングや広告配信システムの提供、成果報酬の支払い代行などを行います。
参考 バリューコマース
成長を続けるアフィリエイト市場
インターネット広告の歴史の中では古株のアフィリエイト広告。新たなアドテクノロジーが続々と登場していますが、費用対効果が高い成果報酬型の仕組みは、今もなお支持されています。
矢野経済研究所の調査によるとアフィリエイト広告市場は今後も拡大し、2024年には約5,000億円規模にまで成長すると予測されています。
参考 矢野経済研究所プレスリリース「国内アフィリエイト市場規模推移と予測」
「バリューコマース アフィリエイト」の特徴
広告主は6,000社以上、大手企業を含む業界最大級の導入実績を誇るバリューコマース アフィリエイト。金融・ファッション・美容・健康・転職・住まいなどありとあらゆる企業が新規顧客や売上アップに利用しています。多くの企業がバリューコマース アフィリエイトを利用する理由とは?主な4つの特徴をご紹介します。
【広告主のジャンル】
参考 バリューコマース
安全性重視の大規模メディアネットワーク
バリューコマース アフィリエイトのメディアネットワークは累計90万を超えるアフィリエイトサイトで構成されています。有名比較サイトやポイントサイト、個人運営の口コミブログまでバラエティも豊富です。メディアネットワークからの注文は年間約6,500万件と、大きな実績をあげています。
【提携アフィリエイトサイト例】
参考 バリューコマース
メディアネットワークの信頼性も特長の一つ。すべて目視による独自審査を実施し、審査を通過したサイトのみが登録されます。そしてアドフラウド対策やブランドセーフティに精通した第三者ソリューションと技術連携(ASPでは初)し、登録後もネットワークの継続的な品質維持に努めています。
参考 バリューコマース
ランク×カテゴリー指定で報酬設定
- アフィリエイトサイトごとの報酬設定
アフィリエイトサイトごとに報酬金額(率)を設定することが可能です。「大手サイト」「実績の高いサイト」「初めて広告を配信するサイト」というように、グルーピング管理もできるため、広告配信コストの最適化に役立ちます。
参照 バリューコマース - カテゴリーと契約者ランクの掛け合わせによる報酬設定
バリューコマース アフィリエイトのメディアネットワークでは、アフィリエイターに対して、前月獲得した報酬に応じた契約者ランクを設定しています。広告主は、この契約者ランクとカテゴリー(美容・ファッション・ショッピング等)の掛け合わせによって報酬金額(率)を調整できます。
(例)コスメ商品の広告を配信する場合
契約者ランク「ゴールド」×「美容・エステ・コスメ」は5%
契約者ランク「ブロンズ」×「ショッピング・オークション」は2%
成果を高める管理画面
広告効果の最大化には、運用しやすい環境が不可欠。バリューコマース アフィリエイトでは、管理画面上ですべてのプログラムが運営できるように設計されています。ホームに統計サマリーが表示されるため、日々の広告配信状況からアフィリエイトサイトからの提携申し込み数、承認状況までが一目瞭然。売上実績やコスト分析、広告クリエイティブの分析といったレポート機能も充実しています。
提携アフィリエイトサイトに対するメッセージ配信機能も搭載。特別プログラムやサイトのメンテナンス情報などをタイムリーに伝えることができます。
「バリューコマース アフィリエイト」導入のメリット・デメリット
メリット
- 自社にマッチする優良アフィリエイトサイトと提携できる
業界最大級のメディアネットワークを使って、安全で効率的な広告配信が可能になります。 - 低リスク&高コスパ
成果報酬型広告のアフィリエイト広告は、広告費用が売上に応じて変動するため、効率的かつ低リスクの運用が可能です。
デメリット
- 成果が出るまで時間がかかることも
アフィリエイター側では商品やサービス内容・報酬金額を加味して配信する広告を選択します。広告を出稿すれば自動的に配信されるわけではないので、運用直後は大きな効果が出ない可能性もあります。広告主側はアフィリエイターに「紹介したい」と思わせる工夫が必要です。 - 初期費用や月額費用がかかる
ASPを利用する際は一般的に成果報酬や手数料の他に、システム利用に関する一定の費用がかかります。
【バリューコマース アフィリエイトの料金体系】
参照 バリューコマース
「バリューコマース アフィリエイト」の導入方法
- 自社サイトの成果地点となるページに計測タグを設置
- 管理画面上で成果対象や報酬条件といったプログラムを設定
- 広告設定(データフィードの登録やバナーやテキスト広告の設定)
※バリューコマース アフィリエイトはオンラインで申し込み後、審査を経て最短で1週間後にはサービスを利用することができます。
バリューコマースのフィードデータ作成をDFOマネージャーで効率化!
バリューコマース アフィリエイトの導入には、商品やサービスに関するデータフィードの提供が必要となります。ニフティライフスタイルのDFOマネージャーは、マスターデータの取得・整形からフィードの作成を自動化し、広告媒体との連携、データフィードの更新まで一連の業務を一括管理。「煩雑な手動の作業を最適化したい」という方から初心者の方まで、安心してご利用いただけます。
DFOマネージャーにセットしたデータはバリューコマース アフィリエイトのほかにGoogle、Facebook、Instagram、criteo、RTB HOUSEなど様々な広告プラットフォームのデータフォーマットへ自動変換して利用することもできます。