こんにちは!コマースリンクの角(すみ)です。
コマースリンクでは、2017年11月に、Facebook旅行業界向けダイナミック広告の出稿に必要なデータフィードの連携を開始しました。これまで、Facebookダイナミック広告は小売業界向けフィードのみ対応しておりましたが、新たに連携することが決まりました。
ということで、今回はFacebookダイナミック広告についてご紹介いたします。
Facebookに広告を出すメリット
Facebookは国内月間アクティブユーザー数が2700万人を越える世界最大のSNSです。また、モバイルからのアクセスが約90%を越えていることも特徴です。
ニールセンが公開しているデータによると、スマホを利用するユーザーは、1日に平均36分ほどSNSを利用しており、Facebookはアプリの利用率も非常に高いことがわかります。ユーザーの利用率の高いSNSに広告を出すことは、非常に有効な手段です。また現在、SNSの中では唯一ダイナミック広告を配信できる媒体ということもあり、注目が高まっています。
旅行業界向けダイナミック広告とは?
Facebookの旅行業界向けダイナミック広告は、「ホテル」、「航空券」、「目的地」の3種類あります。ユーザーがサイトで検索した目的地や滞在期間などに基づいて、関連性の高い「ホテル」や「航空券」や「目的地」を宣伝することができます。配信面は、小売向けダイナミックと同じFacebook、Instagram、連携しているオーディエンスネットワークです。
具体的にどんなタイミングで広告が表示されるのか、例をあげると、あるユーザーがホテルを検索したが予約しなかった際や、フライトを検索したが予約しなかった際に、検索した日付や目的地の情報に基いて、関連の高い広告を配信することができます。
ダイナミックリターゲティング広告として認知度の高いCriteoや、Google動的リマーケティングと比べて特徴的なのは、クロスデバイスで配信できることです。Facebookはアカウントにログインして利用する媒体のため、ログインしていればデバイスを問わずに広告を配信することが可能です。
ただし、配信面が限定されているため、他のリターゲティング広告と併用して利用されることが多いです。
Facebookダイナミック広告の要件
Facebookダイナミック広告を始めるには、以下を準備する必要があります。
また、配信開始までの流れは大きく下記の通りです。データフィードの準備やタグ設置に時間がかかることを想定すると、開始までは、約1ヶ月程度かかると見ておくと良いと思います。
まとめ
Facebookは、SNSでダイナミック広告を配信できる唯一の媒体です。また、クリック率やCVRが高い傾向にあるため、ぜひ導入を検討してみてください。
広告を開始する上で、データフィードに課題があればお気軽にご相談ください。
⇒DFOサービスについて、詳しくはこちら
[角 2017年11月29日公開]