広告運用Tips

【初心者向け】データフィード広告とは?用語解説や人気の媒体、おすすめツールを紹介

目次
データフィードとは
データフィード広告とは
DFO(データフィード最適化)とは
データフィード広告のメリットとよく利用されている広告媒体8選
Googleショッピング広告
YDN動的ディスプレイ広告
criteo
RTB HOUSE
Facebookダイナミック広告
LINEダイナミック広告
【無料】Googleショッピング
【無料】Instagram Shop Now
データフィード広告の運用ポイント
DFOマネージャーなら初心者でもフィードデータ作成~広告配信が可能


データフィード広告(フィード広告)。企業のWeb担当の方で広告運用に携わっている方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうかと。以下ではデータフィードの意味や広告のメリット、よく利用される広告媒体、DFO(データフィード最適化)について解説していきます。

データフィードとは


データフィードとは、自社のデータ(商品データなどの情報)を広告媒体へフィード(供給)する技術の名称です。実際に使用するデータの例は以下の通り。

  • id=商品のID(A001)※色・サイズ違い商品を識別するための固有ID
  • title=商品名(例:ニフティライフスタイルTシャツ ホワイト)
  • link=商品販売ページhttps://dm.niftylifestyle.co.jp/〇〇〇
  • price=価格(例:3000)

一見複雑そうに見えますが、これらは自社サイトの商品情報を広告媒体などのエンジンが認識できるように書き換えた商品一覧ファイルと言えます。データフィードとはWebサイトからこれらのデータを抽出してcsvファイルなどに保存し広告媒体の管理画面などへアップロードするまでの流れと仕組みを指します。

データフィード広告とは

データフィード広告とは自社が持つデータと広告媒体が持つデータを照合し、ユーザーと広告主のマッチングすることで表示される広告です。なおデータフィード広告は2014年頃から大量の商品データを保有している物販系ECサイトを中心に利用者が増えはじめ、2018年頃からはテクノロジーの進化により各広告媒体から消費者の購買行動を広くカバーする新しい広告サービスが続々とリリースされています。

現在のデータフィード広告は日本のインターネット広告費の多く占める運用型広告の一旦を担う存在へと成長。EC・人材・旅行・不動産などの幅広い業種で利用されています。

DFO(データフィード最適化)とは?


DFO(データフィード最適化)とはデータフィード広告を開始する際に必要となるデータ作成をはじめデータ変換、媒体連携、媒体毎の仕様変更対応といったデータ更新やメンテナンスなど一連の仕組みを指します。また、データフィードの商品名などに適切なキーワードを付与することで広告成果の向上を狙ったキーワード文言の加工を最適化と言います。これらの一連の仕組みや複数の広告媒体へ出稿する場合は、広告運用における作業を一括して行うことができるDFOツールの導入も一般的となっています。

データフィード広告のメリットとよく利用されている広告媒体8選

データフィード広告のメリットはキーワード管理、バナー制作といった作業を必要とせず、商品と媒体を紐づけた効果的なターゲティングで高い広告効果を発揮する点です。以下ではデータフィード広告のうちECサイトを中心に様々な業種で利用されている6つの広告媒体に加え、データフィードに対応した2つの無料広告も合わせて紹介していきます。

1,Googleショッピング広告

Googlesショッピング広告はGoogleでキーワード検索を行った際、検索結果の上部に写真付きで表示される広告です。物販系ECサイトを中心に利用頻度の高い広告です。2020年10月には無料掲載枠が新設されています。
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2,YDN動的ディスプレイ広告

YDN動的ディスプレイ広告はYahoo!が扱Webサイトに訪れたユーザーの行動履歴や趣向と広告主のサイトデータをマッチングし、内容に応じて表示内容が変わるYahoo!の広告です。Yahoo! JAPANのトップページやYahoo1が持つ各サービスページにも配信されます。

3,criteo

criteoは一度サイトを訪れたユーザーに広告を表示するリターゲティング広告を主軸とした媒体です。ユーザーが閲覧した商品をそのユーザーに再びアプローチすることができます。国内のECサイト売上高 上位100社のうち70%以上で導入されている人気の広告サービスです。
criteoの詳細はこちら>>

4,RTB HOUSE

RTB HOUSEはディープラーニングを活用した成果報酬型のダイナミックリターゲティング広告を主軸とした媒体です。日本でのサービス提供は2017年からですがその効果の高さから年々利用する企業が増加傾向にあります。
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5,Facebookダイナミック広告

Facebookダイナミック広告はFacebook内に「カタログを作成(商品データを登録)」しFacebookユーザーの趣向やアクションなどパーソナライズされた情報とマッチングして広告を配信。過去に接触のない潜在層にもアプローチすることができます。
Facebookダイナミック広告の詳細はこちら>>

6,LINEダイナミック広告

LINEダイナミック広告はLINEが提供するサービス(LINE NEWS、LINE マンガ、LINE BLOGなど)に広告を配信できるサービスで2018年11月から開始されています。以降、媒体内のアップデートが積極的に行われており配信面も拡大しています。
LINEダイナミック広告の詳細はこちら>>

7,【無料】Googleショッピング

Googleショッピング広告は有料枠と無料枠があり、無料枠はGoogle検索ショッピングタブ内の有料枠下に掲載されます。商品データをGoogle Merchant Centerに登録することで利用を開始することができます。
【無料】Googleショッピングの詳細はこちら>>

8,【無料】Instagram Shop Now

Instagram Shop NowはInstagramのフィード投稿やストーリーズに商品やURLなどのタグをつけることができる機能です。Facebookダイナミック広告と同様、Facebook内で「カタログ」を作成し、Instagramビジネスアカウントとリンクすることで利用を開始することができます。
Instagram Shop Nowの詳細はこちら>>


データフィード広告の運用ポイント

データフィード広告を配信するには、「広告運用」・「データフィード」「タグ」の3要素が必要です。この3つの要素を準備して広告を開始する。配信後も確実に運用していく体制が必要です。データフィードについては、広告媒体の特性を理解した上で、必要な最適化を行うことで成果向上が期待できます。



DFOマネージャーなら初心者でもデータフィード作成~広告配信が可能

ニフティライフスタイルのDFOマネージャーは「フィードデータの作成方法がわからない」といった初心者の方でも専門知識なしでフィードデータを作成し、Google、criteo、RTBHOUSEをはじめとする30以上の媒体に広告を同時配信することができるDFOツールです。商品データを用意できない方のためにクローリングによるマスターデータの取得オプションもご用意。データフィード広告の運用を内製化することができます。

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