2021年3月に電通から発表された「2020年 日本の広告費」によると物販系ECサイトの広告費は1321億円と前年比124.2％で成長中。ニフティライフスタイルでもデータフィード広告の分野におけるDFOサービスおよび広告運用サービスを提供しておりますが、EC事業者様からの問い合わせは年々増加傾向にあります。
参考：日本の広告費
以前は商品点数 数千～数万を保有する大規模のEC事業者様を中心に利用されていたデータフィード広告ですが、最近は数百点規模のEC事業者からのニーズが増加中。以下ではDFOツールを導入するEC事業者様の事例から利用されている広告媒体、フィード最適化のコツについてお伝えしていきます。
ECサイトの運営にDFOツールが導入された事例
「リスティング広告やアフィリエイト広告で一定の成果が出ているので、より広告を強化したい」というニーズでお問い合わせいただくことが多いデータフィード広告。
しかし、自社サイトの情報を正確にデータ化し広告媒体とマッチングさせるデータフィード広告はリスティング広告やアフィリエイト広告のよりも運用コストがかかります。以下ではEC事業者様がDFOツール導入に至った事例を紹介していきます。
例1、1時間かかるフィード作成作業”だけ”ツールで自動化したい
「毎朝1時間ほどかけてフィードデータを整形し更新している」といった方もいらっしゃるほどフィードデータの管理は時間がかかります。広告運用のノウハウは持っているためフィード作成に関わる手作業の部分”だけ”をツールで自動化したいというEC事業者様や広告代理店様は増加傾向にあります。
例2、属人化しているフィード作成業務を標準化したい
フィードデータの管理者が休暇もしくは退職といった状況になると「社内にデータを扱える人材がいなくなってしまう」というのもDFOサービスを導入するきっかけとして多くあります。知識ゼロの状態からフィード作成を行うとなると媒体のフィード仕様を把握するだけでも相応の時間が必要。フィード作成を”標準化”することで広告運用を安定させることができます。
例3、Googleの広告を運用していたが新たにcriteoをはじめたい
データフィードを活用するGoogleショッピングや動的リマーケティングなど単一の媒体運用から複数の媒体運用へ切り替わるときにネックになるのが「媒体毎のフィード仕様」です。フィード項目は各媒体で仕様や入稿形式が異なるため、フィード作成～広告出稿の一元管理を目的にDFOツールを導入されるケースもあります。
例4、フィード作成を社内システム担当に依頼すると時間がかかる
「社内のシステム担当にフィード作成を依頼していたが納品までに時間がかかってしまうため、スムーズなデータ更新ができていない」というのもDFOツールの導入に至るきっかけの一つです。特に商品の入れ替え頻度が高いECサイトの場合はデータの鮮度が広告の反響にも大きく影響します。DFOツールを活用することでタグの細かな設定も担当者自身で行えるようになるため運用サイクルの高速化につながり運用ノウハウも蓄積できます。
例5、各媒体のフィード仕様変更に対応できない
各媒体ではより配信精度を高めるためにフィード仕様のアップデートが定期的に行われています。仕様が変更されるとその様式に合わせた新しいデータの入稿が必須。また媒体の仕様変更はメディアに取り上げられない場合もあるため自身で情報をキャッチアップしなくてはなりません。特に複数媒体を運用しているEC事業者様の場合、媒体の仕様変更対応が難しいため常に最新の仕様に対応しているDFOツールを利用するケースが増えています。
◆EC事業者様に利用されている広告媒体3選
Googleショッピング
Googleショッピングのショッピングタブに掲載される「無料の商品リスティング」をはじめ、検索結果上部に表示されるショッピング広告などGoogleショッピングはEC事業者様の多くが利用するサービスです。利用には各サービスを管理するGoogle Merchant Centerへの商品データ登録が必須です。
Instagram Shop Now
Instagram Shop Nowはフィード投稿やストーリーズに商品名や価格を記載し、ユーザーを自社のECサイトへ誘導するショッピング機能です。認知から購入までユーザーの消費行動を広くカバーしているため、ビジュアルの訴求が求められる商品ジャンルを扱うECサイトにとっては必須で利用すべきサービスといっても過言ではありません。
Instagram Shop Nowの利用開始手順はこちら＞＞
criteo
criteoダイナミックリターゲティングをはじめ、リターゲティング広告で高い評価を得ているサービスがcriteoです。月間UU4万以上のWebサイトが対象と敷居が設けられている分、Yahoo!JAPANをはじめとする大手媒体と提携し日本最大級のネットワークに広告を配信することができます。
DFOマネージャーでフィード作成・データ更新・広告配信を一元管理
「フィードの作成方法がわからない」という初心者の方でもフィードを最適化しデータを更新、広告出稿から効果測定までを管理できるツールがニフティライフスタイルのDFOマネージャーです。以下ではDFOマネージャーの機能をご紹介いたします。
１，マスターデータの自動抽出
フィードデータ作成にあたってはECサイトの商品データを保管しているデータベースからマスターデータを取得する必要があります。DFOマネージャーのクローリングオプションではマスターデータの抽出に対応しているため、データベース関連の知識がない方でもご利用いただけます。
２，クローリングによるデータ自動取得
フィードデータは指定したURLをクローリングし自動で取得することができます。自動取得により作成されたデータは広告配信の土台となるため、効果を上げていくために自身で改善を加えることができます。※csvファイルの手動アップロードも可能です
３，データは1日1回以上の自動更新
データ更新の回数や日時を管理画面内から登録できるため、商品の入れ替え頻度が高いサイトでも常にデータを最新の状態で維持することができます。
４，各媒体の最新仕様に対応
広告媒体のフィード仕様や変更事項があっても利用者様側のデータや作業に影響はありません。DFOマネージャーの運営側で随時キャッチアップし各媒体の仕様に対応しております。
EC事業者様向けのフィードデータ改善3つのコツ
広告の配信精度を上げるためにはフィードデータの改善が必要になります。以下にEC事業者様向けのフィードデータ改善の3つコツを記載いたしますので参考にしてみてください。
レコードはサイズ・カラーバリエーション単位で作成
レコードはサイズ・カラーバリエーション単位で作成していくことでユーザービリティーが向上するため効果的です。
商品名にサイズ、カラー、ブランド名(カタカナ)を入れる
商品名には「S ホワイト」「M ホワイト」のようにサイズやカラーを記載します。また英語表記のブランド名はカタカナに変換すると効果的です。
商品名に使用用途、性別、割引率を入れる
商品名には「結婚式」「卒業式」など使用用途を記載します。また見た目で男性用・女性用がわかりにくい商品には性別。さらに〇〇％オフなどの割引率を加えると効果的です。
DFOマネージャーは初期費用ゼロ、30000円/月～の業界最安値水準
ニフティライフスタイルのDFOマネージャーは初期費用ゼロ、30000円/月～の業界最安値水準。お申し込み後最短3営業日でアカウントを発行させていただいております。利用開始にあたりお試し用の無料アカウントもご用意しておりますので、DFOツールの導入をご検討中の方はぜひご利用ください。
